鍼灸技術も見える化へ、地位向上のために。

その1 安全性の向上 - 超音波エコーの必要性

臨床では深部に発痛源があるのに技術的に困難のため

施術できないことがありませんか?

例えば背部では、気胸が怖くて深く刺鍼できない、
でも患者さんのためには施術してあげたいと思うことがありませんか?

そんな時エコーを用いれば、「胸膜の深さ、肋骨の深さ+位置がみえる」ので、
安全に刺鍼することができます。

 

肋骨刺鍼静止画

 

静止画の右側の鍼はブラインド(エコーを使わず手先の感覚のみ)で刺鍼したが、
予想より脂肪が厚く、肋骨に当たらなくて、気胸が怖くなり刺入を途中でやめました。

その後リスクを回避するため左側の鍼はエコーをもちいて、
鍼先を画像で確認しながら行ったため、恐怖心や不安もなく安全に刺入できました。
(※エコーで確認したら肋骨までの深さが3センチ、胸膜までは約4センチありました・・・)

このようにエコーを用いることで、施術者、患者さんの双方に、メリット(安全、安心)があると考えています。

 

注意事項
************************************
※当会では運動器疼痛(Fascia:線維性結合組織の総称)に対してエコーを使用し、多職種との連携・共存・発展を目指しています。

※エコーは、薬事法classⅡの電子血圧計と同じ分類であり、公的保険診療外なら誰でも使用できる機器です。

※エコーを用いても鍼灸師が医師法に規定された医行為にあたる「診断」はできません。
ここでいう「診断」とは東洋医学的診断(証をたてること)ではなく、西洋医学的な病名を患者に伝えること、およびそれに類似した行為を言います。

※当会では、エコー検査料の自費請求およびエコーを用いた医薬部外品等の案内等は推奨しておりません。
※本案内の画像は患者さんに承諾を得て使用しております。
************************************